今年の夏は厳しい暑さの連続でした。令和7年6月定例県議会・9月定例県議会のご報告をいたします。

予算案の主な内容のうち中小企業就労継続支援事業所への物価高対策・陶土価格高騰緊急支援事業については、8月に陶土の原料である天草陶石の価格が急激に上昇し県内産の陶土価格も上がりました。陶土は陶磁器事業者、産地の維持に不可欠なものであります。生地製造事業者や窯元などに対して、陶土の価格上昇分に相当する経費の支援を実施します。生産性向上や価格転嫁の支援も進め、佐賀県が誇る陶磁器産業を未来につないでいくことになります。

次に米価高騰により、酒米農家が主食用米に作付転換し、酒蔵の酒米確保が難しくなっており、主食用米と酒米の販売価格差相当の応援金を創設し、佐賀酒を支えてこられた酒米農家への支援を実施します。また、現在取り組んでいる酒米の新品種開発も加速していくことになります。

以上、ご報告とさせていただきます。