県教育委員会では、県立高校の再編整備に取り組んでいます。

少子化に伴う大幅な生徒減少や社会の変化、生徒・保護者のニーズの多様化等に対応すること。 何よりも、これから高等学校で学ぶ子どもたちにとって望ましい教育環境の整備・確保に努める必要があると考えるからです。

平成25年11月、県教育委員会は、平成30年(2018年)までに神埼、唐津、鹿島・藤津の3地区計8校を4校に再編する内容を盛り込んだ県立高校再編計画の素案を発表しました。 今後は、地域や学校関係者を対象に説明会を開き、学校、地域やその他の関係者と協議した上で新実施計画を策定する予定です。

新実施計画策定後は、個々の再編整備計画をもとに、再編対象校ごとに設置準備委員会を設置します。 再編実施後の高校における教育内容等について、さらに地元の関係者と協議しながら、新高校再編整備実施計画を策定し、必要な諸準備が整ったものから順次実施する予定です。

高等学校においては、今後到来する新たな生徒減少にあっても、生徒が「生き抜く力」を身につけ、それぞれの進路希望を実現できる教育環境を整備することが不可欠です。 科学技術の発達やグローバル化、高度情報化等に伴う社会経済情勢の変化に対応しながら、引き続き高等学校教育の質的充実を図っていくため、長期的・全県的な視点に立った県立高等学校の再編整備を推進します。

(一部、「新たな生徒減少期に対応した佐賀県立口頭学校再編整備実施計画」<たたき台>より抜粋しています。)